Q.万里の長城に行ったことがあります。崩れたところもなく、高いところから見晴らす景色は雄大で、本当に人が作ったものかと思うくらいでした。人間の英知と汗の結晶、これからもずっと残してほしいですね。
A.万里の長城は、まさに奇跡と言えるでしょう。世界文化遺産にも指定されています。中国古代文化の象徴であるだけでなく、中華民族の誇りにもなっています。
万里の長城は、秦の時代に大規模な建設工事が行われ、原型が作られました。現在残っている部分は、ほとんど明の時代に作られたものです。現在、北京辺りで観光できる長城というと何ヶ所かありますが、最も有名なのは、八達嶺長城です。その次に、慕田峪長城、司馬台長城、居庸関長城、金山嶺長城など5、6ヶ所あります。
では、観光客がよく行く八達嶺長城と慕田峪長城について、紹介します。
八達嶺長城
場所:北京市延慶県八達嶺
行き方:北京市内の徳勝門で919号バスに乗車。あるいは、北京市内各地から発車する観光バス1~5号に乗車。
入場可能時間:24時間
入場料:45元(日本円で680円)、学生25元(日本円で380円)
慕田峪長城
場所:北京市懐柔県三渡河郷
行き方:北京市内で観光バス6号に乗車。
入場可能時間:6:30ー17:30
入場料:20元(日本円で300円)、学生11元(日本円で170円)
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