今年は、中日国交正常化35周年に当たり、また「中日文化・スポーツ交流年」でもあります。中国と日本で、さまざまな交流イベントが開催されます。13日、その第1弾である「中日スーパーライブ」が北京で行われました。
当日のライブには、日本側から、後藤真希さん・中(あたり)孝介さん・平原綾香さん・WINDS、そして、中国側からはジャジャこと紀敏佳さんと韓雪さんが出演し、それぞれヒット曲を披露しました。
両国の歌手を応援するために、中国各地から2000人以上の若者が駆けつけており、今回の会場となった北京展覧館はほぼ満席の状態でした。日本にはアイドルの追っかけがいますが、中国もまったく一緒です。「WINDS」や「ゴマキ」など、お目当ての歌手の名前が入った横断幕とか、うちわやペンライト、手作りの応援グッズを持って、一生懸命にアーティストを応援していました。
出演者のひとり・中孝介さんはこのように述べました。「反応が熱かったですね。声援がすごく大きくて、特に出てきた瞬間はすごかった。うれしいかったです。」平原綾香さんも、ファンの声援に感動し、思わず涙していました。
現在、中国では日本語を勉強したり、日本文化に興味を持つ人が増えています。そして、インターネットが普及していることから、日本の音楽情報を気軽に得ることができるようになりました。したがって、日本音楽のファンも増えつつあります。これらの人を中国語で「哈日族」と呼びます。当日のライブ終了後、「哈日族」の話を聞きました。
ファン1:
「私はWINDSのファンです。安徽省から列車で12時間かけて来ました。今日のライブは本当にすばらしかったです。中孝介さんや平原綾香さんの歌は聞いたことがなかったのですが、今日、彼らの歌を聞いて心ひかれました。日本のアーティストがもっと中国に来て、ファンたちと交流してくれたらうれしいです。両国の絆を強めるきっかけになると思います。」
ファン2:
「後藤真希が好きです。それから、モーニング娘とかハロプロ所属のアーティストを応援しています。ゴマキ!頑張れ!」
ファン3:
「彼女に連れられてきました。実は、日本の音楽は今まであまり聞いたことがなかったんですが、中孝介さんの歌を聞いて好きになりましたね。彼は声が透き通っていて、その歌声を聞いていると、とても暖かい気持ちになりました。」
中日両国のアーティストが共に出演した「中日スーパーライブ」は、幕を閉じました。それに続き、今年、両国では多くのイベントが開催されます。一緒に楽しみましょう!
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