日本科学未来館は2006年4月20日午前10時30分に、開館以来300万人目の来館者を迎え、記念のセレモニーを開催しました。
記念すべき300万人目の来館者は、埼玉県からきた鈴木雅也さん(8歳・小学校3年生)でした。鈴木さんはお母さんと学校のお友達と一緒に来館しました。
日本科学未来館の1階にある400インチの大画面には、300万人目の来館者・鈴木さんの名前が大きく表示され、未来館のこれまでの歩みが映像で紹介されました。お祝いに集まった100人を超える来館者、修学旅行生の前で記念のセレモニーが行われ、館長の毛利衛から300万人目の来館記念認定証と花束、および記念品として地球をイメージしたサッカーボール「エコシュート」が手渡されました。
通学している小学校の開校記念日の休日に来館された鈴木さんは「学校の友達と一緒にきて、300万人目になって、とてもうれしいです。」と感想を話しました。セレモニーの後のドームシアターで特別イベント上映では、鈴木さんの誕生日「1997年6月20日の星空」が上映され、未来館のプラネタリウムMEGASTAR・?cosmosの共同開発者、大平貴之氏自らが鈴木さんに解説を行い、鈴木さんからの「星はなぜ光るの?」「オーロラって何なの?」の質問に、大平氏と館長の毛利が丁寧に回答しました。鈴木さんのお母さんは、「朝から強い風の吹いていた日の夜に雅也は生まれたので、雪が飛んで星空がきれいに見えていたのかもしれない。」と話しています。
日本科学未来館は2001年7月9日の開館以来、最先端の科学技術をわかりやすく紹介する情報の発信拠点として、科学技術と社会、芸術など交わる幅広いテーマで企画展やセミナーなどを開催し、毎年前年を上回るペースで来館者を拡大してきました。今年3月すえまでの2005年度の年間来館者数は過去最多の71万2426人を記録しています。
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