中国に来て3ヶ月半。ここに来て驚いたことを書いてみます。(当初はびっくり、今では何とも思わなくなったこともたくさんあります)
(左の写真:これは、我が「北寧高校」です。どうですか??きれいでしょう!!)1、社交ダンスブーム。(夜の広場はおじ様、おば様方の華麗なダンスで彩られます)
2、夏場は足首丈のストッキングを男女ともに愛用(素足にサンダルを履いていたら、1足プレゼントされました)
3、本当の値段は?(百元の靴が値切るうちにドンドン安くなる。結局30元に)
4、なんで私の部屋に泊まる?(学校の寮が完成するまで近くの旅館に泊まっていました。夜になると、なぜか女性従業員が遊びに来て、泊まっていく。「なぜ泊まるの」と訪ねると、「お客さんが多くて、寝る場所がないから」。ある日、授業の準備もあり断わると、「大丈夫、大丈夫」って。それは私の台詞でしょ)
5、中国の「明日」(「寮ができたから、明日引越しだよ」と言われ、待つこと1ヵ月半。時々、「いつなんですか」と尋ねても、「大丈夫大丈夫、明日」)
6、赤ちゃんが又割れズボンをはいている
7、学生は5時20分起床(非常ベルのような目覚ましが寮中鳴り響き、私もたたき起こされます)
8、飾らないトーク(「日本人はケチですか?」「日本人はご飯を食べながら水を飲むの?豚といっしょだね。」などなど。「1ヶ月の給料は?」は初対面で必ず聞かれる質問。でも悪気は無く、コミュニケーションの仕方が違うのかも。私は学校の先生に「本当に忘れ物多いな!本当にがさつだな!本当に日本人か?」と言われたい放題。でも何か心地いい)
以上はあくまで私の主観。中国は広く地域差もあるので、これは北寧の話です。
<番外編>中国語会話で発音を間違え、大笑いされた話。
「じゃあ、Huntun(ワンタン)1つください」と言うべきところを
「じゃあ、Hundan(混蛋=馬鹿)1つください」と言ってしまった。馬鹿はわたし……。
(右の写真:町の中心地。向こうに見えるのは「鼓楼」。遼の時代、敵が来たときにここで太鼓を鳴らしたそうです。)という感じで、いろいろつまずきながら、毎日を楽しんでいます。3ヵ月半経って、いろんな人と触れるなかで、考え方の違いなど少しずつ感じています。世界にはいろんな見方、考え方があるんだな、と思います。
遼寧省・北寧市高級中学;日本語教師
「人民網日本語版」
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