今日は高校2年生の授業がありました。このクラスはみんな控えめでおとなしいですが、よく勉強しています。今日は聴解と教科書の会話のところを教えました。まだ1ヶ月なので皆の聴解のレベルを把握しきれず、手探り状態で教えています。また、控えめなおとなしい学生が多いので反応がまだまだ薄い。一人一人を把握するのは更に難しいです。(左の写真:1年生と授業の後でとったものです。このクラスは本当に元気!!ちょっとデジカメにびっくりしていましたが……!)
一方、1年生はめちゃめちゃ元気です。50人以上の大クラスにもかかわらず、会話も積極的です。皆やる気があるので、50人でもよく集中してくれます。ロールプレイで会話する時も演技力に力が入り、俳優並みです。(例えば医者と患者、店員と客の会話など)
2年生もやる気があり、一生懸命さには変わりはないのですが、非常におとなしいので、「ちょっとやりにくいなあ」と思っていました。今日は授業の後、やや悶々としていましたが、よく考えてみると恥ずかしいことを思っていたなと感じました。クラスの雰囲気はそれぞれ違うけど、明るいとか、おとなしいとかで比較してはいけないと。本当に反省しました。自分の満足のために授業をしてはいけないなと気づきました。
外国人教師の授業を聴くのはとても緊張することだと思います。ましてや高校生。わたしも外国語を学んだ経験から、そのような不安感を早く取り除き、リラックスして話したり、聴いたりする楽しみを感じて欲しいなと思っています。
そう気づいたら、本当に学生のことを思って、授業していきたいなと思いました。みなさんもご存知のとおり、わたしの短絡的な性格は時おりこんな失敗を呼び起こします。自分では「あっ、またか。」という感じですが。口で学生のためとは言っても、本当に思っていくのは難しいですね。わたしにとって、本当にいい勉強になりました。また明日から元気に明るく授業に出ます。(単細胞なので切り替えもなかなか早いです。)(右の写真:学生たちと北寧の誇る名所「双塔」にやってきました。これは2年生の学生たち)
遼寧省・北寧市高級中学;日本語教師
「人民網日本語版」
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