私は桂林旅游高等専科学校で広告デザインの教師として働いています。すでに任期も残すところ１ヶ月となりましたが、この二年間涙あり、笑いあり、感動あり、後悔もありの日々でした。ここ桂林で学んだことのなんと多かったことか…。今はただここでお世話になった方々に、私流に恩返しができるように残りの任期を勤めたいと思っています。

　一口に広告にデザインと言っても私の担当する教科は、ポスターデザイン、旅行パンフレット、カタログ、色彩構成、平面構成、装丁デザイン、名刺デザイン、レターセットデザイン、CDジャケットデザイン、パッケージデザイン、印刷技術等の紙媒体のデザインです。広告は言語と切っても切れない関係にあるので、中国に来たばかりの時は私の下手な中国語で誤解があったり、うまく説明できなかったりと大変な毎日でした。それも日々を重ねる毎に楽しくなってきています。

《写真の説明》

集合写真（芝生で）

　装丁の授業で幼稚園児の為に絵本を作りました。各自ストーリーの構想、紙選び、製本（実際に針で縫いました）、レイアウト、表紙のデザイン等、世界でたった一つしかない絵本が出来上がりました。授業の最後に、市場調査の一貫として実際に幼稚園に行き、園児に絵本の読み聞かせの会を開きました。（同じ桂林市で働く幼稚園隊員の職場　桂林七星幼稚園で。）

「人民網日本語版」