日本人と接する中で、思っていたよりはるかに勤勉で友好的であることがわかりました。また。中国では 「日本人は甲国人を差別する」と聞いていましたが、一生懸命努力すれば@まわりの日本人は応援してくれ、無償で手伝ってくれます。
特にガルチャ?シティの生徒のみなさんは京劇と中国文化に関心を持ってくれ、熱狂的に中国を好きになってくれました。
休みを利用して、中国に出かけ、舞台を観、VCD・CDの資料や衣裳を集め、衣裳の着付けや化粧も身につげました。中国から劇団が来日すると、もう大変で、楽屋まで押しかけたり、お気に入りの有名俳優を誘って食事をしたりと。熱意と活動はプロ以上かもしれません。まるで 「京劇が恋人」か 「京劇と結婚した」かのようです。
一昨年は彼女たちで発表会を持ち、わたくしを招待してくれました。十日も会場を借りて自主練習をしていました。発表会直前のリハーサルではクーラーもない体育館で衣裳を着て汗だくになって練習していました。
そして2003年は一生の思い出になる嬉しいことがありましだ。彼女たちが、わたぐしのために 「専場」を企画してくれたのです。日本語では何というのでしょうか、歌手のリサイタルのようなものです。中国では俳優として?生の内に1回が2回しか催せない重要な舞台です。
場所は新橋の「ヤクルトホール」、時は9月でした。
中国では普通各分野の専門家に準備してもらいますが、海外ではこのような「寄場」を催す前例がありません。劇場の予約から。宣伝、営業など全部自分だちで実行しなければなりません。
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