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舞台と拍手ー日本での16年間の音楽人生(田大成) 二
   2006-01-05 15:13:55    cri

 日本で既に16年がたちました。振り返ってみると、信念を強く持ち、続けることが?番大事であると思います。特にクラシック歌手は大成するまでに時間のかかる職業です。長年の努力で、私の演奏活動は日本で少しずつ拡大していきました。89年日本演奏連盟オーディション合格、日本で初ジョイントリサイタルを開催しました。その後NHK-FM「土曜リサイタル」、テレビ朝日「題名のない音楽会」に出演。93年虫プロダクションの長編アニメ映画 「ライヤンツ?リ?のうた」の主題歌を録音。94年第8回日仏声楽コンクール入賞。 93年東京、94年ソウルで 「アジア青年ヴォ?カルコンサート」に出演。 95年 「アサヒビール音楽賞」を受賞。「ボエーム」、「ティレジアスの乳房」。「椿姫」、 「カルメン」などのオペうに出演。来日以来。リサイタルを 10回以上開催しました。「第九」、「レクイエム」、「メサイア」などのソリストとしても活動しています。98年6月にアダム・エース社によりCD「田大成フランス歌曲アルバム」がリリースされ、大好評を得ました。このCDは98年度 「レコード芸術」推薦盤になりました。また、2002年10月にコジマ社によりCD「田大成フランス&イタリア・オぺラ・アリア集」がリリースされました。

 芸術は人々とのふれあいの中で生まれるものなので、お客さんとのコミュニケ?ションが大切だと思います。私はどんな小さな会場でも同じく全力を傾げて、演奏します。聞く人がよい気持ちになれれば、幸せな気持ちになり、心も豊かになります。また、私は音楽家として、常に平常心を持つことが必要だと思います。世界?の歌手になれなくても、自分の音楽の世界、自分の演奏の場を持ち、人々を喜ばせることができたら、十分満足です。

 近年、私は演奏活動以外に、声楽教育、学術研究活動も行っています。これまで上海音楽学院、中国人民大学、天津音楽学院、四川音楽学院に招がれリサイタル、公開講座などを実施し高い評価を得ました。『中央音楽学院学報』で「ル?セルの中国の漢詩による歌曲について」、『上海音楽学院学報』で 「東京芸術大学音楽学部の大学院教育の事情」などの論文を発表しました。また、日本と中国との文化的掛け橋を目指し、両国の各地で催される友好コンサートやチャリティーコンサートなどにも積極的に参加しました。これからも、このような活動を更に続け、人を感動させる音楽を更に磨いていくよう、努力します。また、一人の在日中国人として、日中文化交流、日中友好事業に貢献したいです。

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