ある日。銀座ソニービル前を通りかかった時、ユネスコの 「世界遺産」の巨大宣伝ボスター。 「空中都市?マチュピチュ」が目に飛び込んできました。その不思議な風景に圧倒され、思わず足が止まって、心の底で "いつかきっとここへ行く!"と叫びました。
世界遺産は人類共同の財産で、人々がそれぞれに輝いた歴史と。祖先が人類文明を創造した軌跡を示しています。1972年ユネスコ第?回総会において 「世界の文化遺産及び自然遺産に関する保護条約」 (世界遺産条約)が設立されました。それは、異なる経済政治体制、異なる民族宗教信仰背景を乗り越えて、人類共通の文化遺産と自然遺産の保護を通じて世界平和を構築するごとが目的でした。長年の外国生活の経験から、私は目国の文化と歴史を愛するには他国の文化と歴史の尊重が不可欠で、自分が尊重されるにばまず他人を尊重せねばならないということを学びました。そして何よりも人は誇りを持つべきだが、決して騎ってはいけないということを悟りましだ。
その後、私はカメラのレンズを「世界遺産」の遺跡に絞ってャ自分の見たこと、聞いたこと、感じたごとを人々に紹介し、世界平和のために自分なりの貢献をしようと決心しました。1994年から余暇を見て自費で世界をめぐりはじめました。北は北極、南は喜望峰、東はイースター島に足を運び、これまでに凹ケ図400以上の地区で撮影取材活動を行ってきました。
|