深江 ○○(法政大学 文学部 日本文学科 2年)
翔飛中国に参加したことは私にとってかけがえのない貴重な経験になった。中国には昔から行ってみたいと思っており、大学では中国語を第二外国語として選択し自分では真面目に勉強したつもりだった。しかし今回中国に行ってみてこれまでの中国語に対する意識は180度変わった。中国に行くまでは現地で話すのだという意識がとても低かったように思った。授業が終わった後もなかなか勉強を続けず、スタッフの人もいるからと甘えた気持ちのまま行ってしまった。しかしその気持ちは中国に行ってすぐにものすごい後悔に変わった。始めから話せるわけがないというような気持ちだったが、こんなにも話したいという気持ちになるとは思わなかったのだ。現地では素晴らしい出会いがたくさんあり、私は少しでも自分の気持ちを伝えたいと思ったが、言葉が何も出てこないので、常にもどかしい気持ちでいっぱいだった。
一緒に参加したメンバーにも色々な面で触発された。皆話そうという姿勢が伝わってきて自分の甘えた気持ちが情けなくなる程だった。しかしそれと同時に中国語に対する意欲がこれまでに無く沸いてきたので次回中国に行った時には少しでも話せるようにしたい。この翔飛中国で出会った友達とは同じ経験をしたいせいか2週間という短い期間で親密になることが出来たということも私はとても嬉しかった。
今回の研修は私の人生観にもやはり多大な影響を与えた、そして憧れの中国に行くことが出来てこれまでよりも中国が益々好きになった。中国の文化、伝統、歴史、食、そして人々は想像以上に魅力的だった。今までは中国に一度は行ってみたいと思っていたが今は何度でも行きたいという気持ちに変わった。そんな機会を与えてくださった翔飛中国、先生方、スタッフの方々、現地で出会った方々、友達に多くの感謝を寄せたい。
http://www.japan-china.org/info/display.asp?doc_ID=621
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