浅見 ○○ (立教大学 経済学部 経営学科 1年 Cコース)
僕は今回の中国留学に際して、2つの目標を立て参加しました。1つは中国語に対してより一層の興味を持ち、これから中国語を学ぶ上でのモチベーションを得るということです。2つ目は、中国の代表都市であり、文化・伝統のある北京と、国際都市である経済の中心都市である上海をできるだけ貧欲に観光し、発展途上にある中国を自分の目で確め感じるということです。そんな2つの目標を意識し、一ヶ月という日々を送りました。長い一ヶ月を振り返れば、自分にとって得ることの非常に多い時間でした。
まず、中国の大学で勉強したという経験自体が僕のこれからの学生生活を送る上での大きな糧荷なりました。普段の日本の大学で学ぶよりも開放的かつリベラルな空間で多くの国籍の学生がともに学んでいた北京語言大学はとても印象的で、もう一度海外留学して、多くの学生に触れてみたいといまでは思っています。この一ヶ月は、言語に関して飛躍的な向上とまでは達成できませんでしたが、これからの中国語学習をしていく上での大きな体験となり嬉しく思います。
そして、北京・上海を貧欲に観光できたことが僕の大きな収穫となりました。僕にとって観光には二つの形がありました。1つは旅行会社の日本語の出来るガイドさんの付き添いでのメンバー全員で巡る観光。もう1つはフリータイムを利用して、ガイドブック片手に街を数人で巡る観光です。2つの形の観光は、名所や街の見え方が全く異質のものでした。というのも、バスつきのガイドさんがいる観光は安心感が大きく緊張感なしに観光名所をゆっくり堪能できる一方、数人で行く観光はコースや行き先を常に意識する観光であり、加えて人とのコミュニケーションは中国語でとる必要を迫られるという緊張感のある観光でした。こうした2つの観光を通して、色々な角度から観光を楽しめ、多くのものを見て感じられたことが僕にとって大きなプラスとして残りました。
この一ヶ月は寝る間も惜しんで人と会話し、観光し、授業を受け、本当にこれ以上の密度がないのではないかというくらい精一杯の日々を過ごしました。帰国後の疲れは相当なものでしたが、本当に充実した日々でした。
自分を大きく成長されてくれた一ヶ月でしたが、この日々は翔飛中国のスタッフに支えられた留学だったと思います。北京ではフリータイムの行き先についてアドバイスをくれた橋本さんやセキ君、手厚いサポートで留学生の生活全般を支えてくれた洪蕾さん、上海では、僕が迷子になったとき辛抱強く探してくれた李さんやえんえんさんとスタッフの力なしには、僕がこの留学を成功だったと思えるものにはなりえなかったと思っています。スタッフの皆さんには感謝の気持ちです。また、2週間・一ヶ月を共に過ごしたメンバーとお互いの人生観や考え方を夜中まで、時には酒を飲み交わしながら語れたことが大きな僕の財産になりました。今回のメンバーとは自分にプラスを与えてくれる友人としてこれからも付き合っていきたいと思います。
最後に長い一ヶ月の日々を支えてくれたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。今後とも、同窓会や集まりの際には、よろしくお願いします。
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