中村 ○○ 法政大学 文学部日本文学
翔飛中国に参加して本当によかったと思った。授業は日本語が話せない先生に、発音を細かいところまで治してもらった。学校の授業でされたことがないくらい厳しく注意された。街へては,自分がどんなに力がないか思い知らされた。とりあえず、なんか通じる中国語を1つでも身につけて帰ろうと思って買い物をするときは自分が知っている精一杯の中国語を使い、値切ってみて、安くしてくれたときは本当にうれしかった。また、部屋のトイレットペーパーがなくなったときに、「請問、我要手紙」と辞書で調べて、話してみて、通じたときも、トイレットペーパーを記念にとっておきたいくらい達成感を感じてしまった。しかし、やっぱり自分が言いたいことが伝えられないということがとても悔しかった。寮のエレベーターガールのお姉さんと話してみたいことがたくさんあったのに、「迩好」や「謝謝」くらいしか離せないということがもどかしかった。次に中国に行くときは最低世間話ができるくらいにはなっていようと決心した。
翔飛中国では語学の勉強だけではなく、文化について知ることもできてよかった。私が一番興味を持ったのは京劇である。京劇は始めてみるので楽しみにしていた。京劇についての授業で、先生が「京劇は、舞台に必要以上の道具は置かず、場面をできる限り役者の演技だけで演出する」とおっしゃった。衣装などの華やかさはまったく違うけど、日本能と似ているなと思いました。私は学校で能について勉強しているので、意外にもこんなところに共通点があることを知って面白いなと思った。もしかしたら、さらに共通点が出てくるかもしれないと思うのでこれからいろいろ調べてみようと思った。
このたびで、二胡を引いたり、買える、さそり、タツノオトシゴ、芋虫を食べたりなど新しい体験をたくさんした。それでもやはり2週間では足りないと思って一ヶ月のコースにすればよかったなと後悔した。
このたいけんをいかして、もっと中国語や文化を勉強して、将来中国とかかわりのある仕事につけたらいいなと思った。
最後に、中国で私たちのために本当にいろいろよくしてくれた李さん、洪さんなど、おおくのスタッフの方々に感謝したいと思います。
http://www.japan-china.org/info/display.asp?doc_id=606
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