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エジプトのシュクリ外相は会見で、「国際社会はパレスチナ人の権利を守る責任がある。和平プロセスを進めるとともに、国際社会で打ち立てた共通認識に沿って、状況の改善に努めるべきだ」と述べました。エジプトは引き続き、国際的な決議に基づいてパレスチナ人の権益や権利を確保するよう呼びかけていくとのことです。
また、ヨルダンのサファディ外相は、「パレスチナ問題では早期に政治的解決案を見出す必要があり、パレスチナ人に権利を与える希望をもたらすべきだ」述べました。その上で、「和平のチャンスをつぶし、二国共存案を破壊させるイスラエルのすべての行為を非難する」と述べました。さらに、「エルサレムの地位問題はレッドライン(超えてはならない一線)だ。アラブ諸国は、米国がエルサレムをイスラエルの首都とみなしたことに反対する。国際法に違反するものだ」と指摘しました。
両外相は、政治的方法でパレスチナとイスラエルの衝突の回避策を講じるよう米国に働きかけました。(洋、森)
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