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パレスチナとイスラエルが衝突、15人死亡1400人けが

2018-03-31 15:32:13     cri    

 パレスチナが42回目の「土地の日」を迎えた30日、ガザ地区の国境線やヨルダン川西岸で、イスラエル軍とパレスチナのデモ隊との間で大規模な衝突が発生しました。

 パレスチナ当局の通信社はこの日の夜、今回の衝突でガザ地区だけで少なくとも15人のパレスチナ人が死亡、1400人余りがけがをしたと伝えました。パレスチナのアッバス大統領はその後、31日を犠牲者追悼の日にすると決めました。

 当日の衝突は、ガザ地区とイスラエルの国境付近で、パレスチナ人の農作業者がイスラエル軍の戦車から発射された砲弾に打たれて死亡したことが発端となりました。イスラエル軍は、このパレスチナ人は警備施設を破壊するために国境線に接近したと判断し、発砲したとしています。

 これに対してパレスチナ側は強く非難しました。アッバス大統領はマンスール国連大使を通じて、イスラエルの占領下に置かれているパレスチナ人を保護するための措置を講じるよう安全保障理事会に求めました。マンスール大使はその後、安保理がガザ地区の情勢について、夜に非公開の会議を開くと明らかにしました。(洋、森)

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