20180222news7
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パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスやイスラム聖戦機構など各派の代表は20日、ガザで記者会見を開き、国際社会に対してガザ地区への封鎖措置の解除や経済状況の改善に向けた支援を呼びかけました。
ガザでは20日正午、サイレンが鳴らされ、幹線道路の交通が15分間停止しました。また、イスラエルによる封鎖措置で現地の経済と生活状況が悪化していることを訴えるため、ガザ地区の商店や銀行などの経済・商業施設では、ここ1カ月で2回目となるストライキが行われました。
パレスチナ「自由運動」のハリド・アブ・ヒラール事務局長は各派を代表して演説し、「ガザ地区は爆発寸前の火薬樽になっている」とした上で、「ストライキを行うのは国際社会の関心を集め、封鎖の解除や地元住民への支援を呼びかけるためだ」と述べました。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相はこの日、ガザ地区でイスラエルを狙った襲撃が続けば、同地区に対する攻撃を強化すると警告しました。さらに、「ガザを火薬樽にしたのはハマスとその他の組織だ」と批判しました。(鵬、謙)
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