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EU14カ国がロシア外交官の国外追放を決定

2018-03-27 13:33:00     cri    

 欧州理事会のドナルド・トゥスク常任議長は26日、ブルガリアのヴァルナで「英国でロシアの元スパイが意識不明の重体となって発見された事件を受けて、EUの加盟14カ国が対抗措置としてロシア外交官の国外追放を宣言した」と発表しました。

 EUとトルコの首脳会合に出席するため、この日ヴァルナを訪れたトゥスク議長は空港で記者団に対し「英国で発生した、ロシアの元スパイらに対するロシア製の神経剤による殺人未遂に対して、欧州理事会は今月22日に強く非難した。このためフランス、ドイツ、イタリアなど14カ国が、ロシア外交官の国外追放を決定した」と発表しました。

 一方、米国は26日、この事件の報復措置としてロシア外交官数10人を追放した上、シアトルにあるロシア領事館を閉鎖したということです。

 今月4日、英国南西部のソールズベリーで、ロシアの元スパイ、セルゲイ・スクリパリ氏とその娘が意識不明の重体となって発見されました。英国の警察は、この親子には神経剤が使われたと判断しましたが、英国政府はロシアがこれに関与した可能性が「極めて高い」と発表しました。(ミン・イヒョウ 森)

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