劉氏はこの日に行われた全国人民代表大会の記者会見で、「2012年末の時点では、中国の貧困人口(一人当たり年間所得2300元以下)は約9900万人であったが、去年末の時点で3000万人にまで減少した。20世紀末と21世紀初頭の10年に比べれば、貧困脱出人口の規模は年平均でほぼ倍増している。ここ2年で、中国の貧困県の数は150か所減少しており、貧困地域の農民の純収入の伸び率は農民の全国平均所得の伸び率より2.5ポイントも高く、史上最高の業績をあげている」と述べました。
その上で、「中国は貧困脱出のための多額の投資により、貧困地区のインフラ施設と公共サービスを著しく改善した。同時に、貧困地区では個性を生かした産業が成長し、自然環境と生態系が目立って改善された」としました。
なお、中国の現在の目標では、2020年までに現行基準下における農村部の貧困人口をすべて貧困から脱却させることを目指しています。劉氏はこの目標について、「中国は、貧困扶助の堅塁攻略戦で勝利を収める自信を持っている」と述べています。(Yan、謙)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |