李首相は「事実が示しているように、善隣友好関係を堅持することは中国とフィリピンの根本的利益に合致するものであり、共同発展の礎となるものだ。中国政府は、フィリピン政府と正しい方向に向かって友好と協力の基礎を固め、両国関係の健全で安定した発展を推進していきたい」と述べました。
李首相はまた、フィリピンとの貿易、投資、IT、農業、漁業、戦略安全などの分野における協力関係を強化したいとの意向を強調しました。
さらに、李首相は「フィリピンと共に、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係発展を推進し、地域の平和に長期にわたる原動力を注いでいくよう努めたい」としました。
ドゥテルテ大統領は「李首相の今回の訪問は、中国首脳の10年ぶりのフィリピン訪問であり、重要な意義がある」とした上で、「中国企業がフィリピンに投資し、事業を展開することを歓迎する。中国の発展の経験から学び、両国の交通インフラ整備や通信、農業などの分野における協力を強化し、両国関係の発展により多くの活力をもち、より多くの成果をうみ出せるよう促していきたい」と述べました。
会談後、両首脳はインフラ整備、産業、経済技術、金融、文化などの分野における10余りのニ国間協力文書の調印式に立ち会いました。(鵬、む)
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