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習総書記、ベトナム共産党総書記の特使と会談

2017-10-31 12:36:01     cri    

 習近平中国共産党総書記兼国家主席は30日、北京の人民大会堂で、グエン・フー・チョンベトナム共産党総書記の特使であるホアン・ビン・クアン中央対外委員長と会談しました。

 ホアン委員長は、グエン総書記から習総書記への祝賀の書簡を手渡し、祝賀のメッセージを伝えました。グエン総書記はメッセージの中で、習総書記が中国共産党指導層の核心に再選されたことに祝賀の意を表し、中国共産党第19回全国代表大会の収めた偉大な成果や習近平の新時代における中国の特色ある社会主義思想が党の指導思想として定められたことを高く評価しました。さらに、ベトナムと中国の関係について、習総書記がその発展を極めて重視し、自らそれを推進していることを賞賛したうえで、今後の両国関係の更なる発展に期待を寄せました。

 これに対し、習総書記はグエン総書記のメッセージに感謝の意を表し、「現在、中国の特色ある社会主義は新たな時代に突入し、ベトナムの社会主義建設と革新事業も重要な段階に入っている。中国共産党の第19回党大会で、私は『初心を忘れず、使命を心に刻みこむ』と述べたが、ベトナムと中国の関係発展においても同様に『初心』と『使命』を忘れてはならない。初心とは、両党と両国の先輩ら、元指導者らが、その手で切り開き育んだ両国の長きにわたる友情であり、使命とは、両党が共に抱くそれぞれの理想と信念であり、共に担う歴史的責任だ。中越両国の共産党は共に両国の政権与党であり、より一層の高みと深みを備えた視座から両国関係を見つめなおし、戦略的意義をもつ運命共同体の構築にぶれることなく取り組むべきだ。新しく発足した中国共産党中央委員会の指導グループは、これまでと同様にベトナムとの友好方針を貫き、グエン総書記を筆頭とするベトナム共産党の中央指導グループと共に、二国間関係における政治的指導力を強化し、戦略的意思疎通を図りながら、政治信頼を深め、重要な共通認識を実行に移し、関連問題を適切に処理し、中越関係の持続的かつ安定した発展を推し進めていきたい」と述べました。(Lin、む)

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