中国共産党第19回全国代表大会の開催に際し、米ディスカバリーチャンネルが制作したドキュメンタリー作品『中国:習近平の時代(China:Time of Xi)』が、世界数十の国や地域で放送されています。これにより、習主席の国家ガバナンスに関する思想を全面的に紹介する番組が、国際的な主要メディアによって初めて放送されたことになります。同作はミャンマーのメディアと学者の注目を集めています。
ウ・アウン・モエ氏はミャンマーの主要メディア『オピニオン・リーダー』のベテラン英語編集長です。『中国:習近平の時代』が示している、中国が国民生活の改善において収めた成果は、ウ・アウン・モエ氏に強い印象を与えました。ウ・アウン・モエ氏は、「わが国では480キロを移動するために丸一日かかるのが現状だ。貿易発展は、交通面で大きな課題に直面している。中国は高速鉄道や鉄道網を含むインフラ施設の建設を重視している。農村部の店舗はネットショッピングによるサービスを提供することも可能である。かつて、訪ねてくる者がいなかった村にも観光業が発展したほか、農産物の販売も携帯電話だけで完了できる。ミャンマーもこのようになってほしい」と話しました。
中国の新しい発展理念と成功経験について、ウ・アウン・モエ氏は「習主席が提出したグリーン発展の理念は新しい考え方だ。多くの国は工業の発展に立脚しているが、発展と環境保護のアンバランスの問題が生じている。習主席は生態文明とグリーン発展の実現を打ち出した。国家が発展だけに目を向け、環境を破壊したならば、それは大きな損失になる。グリーン発展の理念に賛同する」と評価しています。
『中国:習近平の時代』シリーズの第3回「互恵協力」は習主席が提出した人類運命共同体の理念を分析しました。ウ・アウン・モエ氏は「『一帯一路』構想は人類の運命共同体理念の重要な表れである。ミャンマーは関係国の一つとして、積極的に参与しなければならない」と見ています。(殷、謙)
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