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王毅外相、国連総会で一般討論演説

2017-09-22 11:49:14     cri    

 王毅外相は21日、ニューヨークで開かれている第72回国連総会で、一般討論演説を行いました。

 王外相は、「国連は人類の平和と発展に優れた貢献をした。しかし、すべての人が平和や発展、尊厳を享受するという夢は果たせていない。2年前、習近平国家主席がこの場で演説し、協力や共栄を核心とする新たな国際関係を打ち立て、人類の運命共同体を作ろうと呼びかけた。これは習主席が世界の流れを捉えて掲げた理念であり、人類社会がどこへ向かうのか探ることを示した案でもある。国連の趣旨を汲んでおり、また各加盟国が求めるものと合致する。国際社会から広範囲な理解や支持を得ており、われわれの共通した目標となっている」と述べています。

 王外相はまた、「発展や繁栄を実現するチャンスがある一方、持続的な平和や発展の実現に向けての課題もこれまでになかったものである。国連の精神を受け継ぐ必要があるし、国連の活動も一層力を入れていく必要がある」と述べました。

 王外相はさらに、朝鮮半島問題やシリアの危機、パレスチナ問題、気候変動、難民問題などについて、中国の立場や主張を述べました。「情勢がどう変化しても、どれだけ時間がかかっても、どんな困難にあっても、中国は朝鮮半島の非核化を堅持し、対話や交渉を堅持し、地域の平和と安定を強く維持していく」と強調しています。

 王外相は最後に、「中国の進歩は、世界の平和や発展、ガバナンスに大きな利益をもたらし続けるだろう。中国は、世界の平和の『アンカー』であり、発展と繁栄の『エンジン』であり、多国間主義の『推進器』である」と述べています。(藍、森)

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