王毅外相は20日、ニューヨークにおける国連総会の開催期間中、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談しました。
王外相は、「韓国が国家安全を維持する需要を充分に理解している。だが、韓国に高高度防衛ミサイルシステム(THAAD)を配備することには断固として反対する。THAADの配置は、韓国の自国防衛の範囲を超え、中国の戦略安全利益を直接損なうものだ。韓国が中国の正当な関心事を正視し、一刻も早くこの問題に善処し、両国関係発展の阻害する要素をなくすよう促したい」と、中国側の立場を改めて強調しました。
康外相はこれに対し、「韓中国交樹立25年来、両国関係は著しい発展を遂げたが、同時に様々な曲折も経験してきた。韓国政府は中国政府と対話を重ね、THAAD問題の妥当な解決法を探り、両国関係が再び活力と原動力を取り戻せるよう努めていきたい」と応えました。(怡康、む)
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