陸報道官は「『9・19』の核心内容は、当時の各国の利益の最大公約数の表れであり、今日にいたっても、半島問題の当事国全てが目指す目標と言える。この共同声明は、半島核問題の解決を目指した対話と交渉の中で、これまでに獲得した最も大きな成果といえ、交渉過程における里程標としての意義を持っている」と述べました。
中国、朝鮮、日本、韓国、ロシア、アメリカは2005年7月26日から8月7日及び9月13日から19日の日程で、北京で第4ラウンドの六カ国協議を行い、「9・19」共同声明を発表しました。声明では、朝鮮はあらゆる核兵器及び現在進行中の核計画を放棄し、「核拡散防止条約」に早期に復帰すると同時に、国際原子力機関(IAEA)の保障と監督下に戻ることを承諾しました。これに対して、アメリカもまた、核兵器または通常武器を用いて朝鮮を攻撃または朝鮮領土に侵入する意図がないことを確認しました。このほか、朝鮮とアメリカが、主権を相互に尊重すること、平和的に共存すること、自国の二国間政策に基づき、段階を追って両国関係の正常化を実現していくことなどが盛り込まれました。(朱、む)
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