このほど、スイス連邦が朝鮮の核危機での調停役を務めたいという意思表明を行ったことを受け、外務省の耿爽報道官は4日、定例記者会見の場で「中国政府は、関連諸国が半島情勢の緩和、半島核問題の解決に積極的かつ建設的に役割を発揮することを歓迎する」と述べました。
耿報道官はスイス連邦議長の発言に関する記者からの質問に対し、「スイス側の姿勢表明には注目している。中国は緊張と対立の緩和や相互信頼の増進に役立ち、一日も早い対話の再開と半島核問題の解決に役立つ考えと提案を歓迎する。我々は、関係各国が半島情勢を緩和させ、半島核問題の解決に積極的かつ建設的な役割を果たすことも歓迎している」と語りました。
さらに、「目下、国際社会では平和な形での対話を通じた半島問題の解決を望む声が主流である。関連各国には、互いに刺激しあったり、火に油を注ぐようなことをするのではなく、国際社会の理性的な声に耳を傾け、冷静を保ってほしいと考えている。半島の核問題の解決において、軍事手段は有効な選択肢ではなく、制裁ばかりに訴えることは解決に繋がるものではない」と述べました。(Yan、む)
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