20170905news3
|
朝鮮が3日、6回目の核実験を行ったことについて、中国外務省の耿爽報道官は、4日の定例の記者会見で「中国政府は外務省を通していち早く厳正な立場を示し、朝鮮大使館の責任者に厳しく申し入れをした」と発表しました。
また、耿報道官は、「6カ国協議に対する中国の立場や態度に変わりはない。今後も関係各方面とともに努力していきたい」と表明しました。
安保理による朝鮮へのさらなる制裁措置や、朝鮮への石油輸出の規制問題などについて、中国は支持するか、という問いに対しては、「中国は終始一貫して朝鮮半島の非核化や平和と安定、および対話と協議による各問題の平和的解決を主張している。安保理の常任理事国として、こうした立場に基づき、建設的かつ責任ある態度で議論に参加する」と示しています。
核実験によって引き起こされる放射能汚染については、「環境への影響について、環境保護省がすでに状況を発表している。中国政府は、国民の安全や環境を守ることを非常に重視しており、必要な措置を講じて国内の国民の安全確保や環境の保護に尽くしている」と説明しました。(ミン・イヒョウ 森)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |