タス通信は、「BRICS５か国の首脳が4日、グローバル経済やグローバルガバナンス、国や地域間の衝突、発展、安全などの問題について、意見交換を行った。また、中国の習近平国家主席が、各国のパートナーシップの強化について講演し、『５か国と世界との関係が深まっており、緊迫した世界的な問題を有効に解決するために、グローバルガバナンスへの参加が求められている』と強調した」と報道しました。

　国営テレビのチャンネル1は、「多彩なプログラムが組まれた会合であり、逼迫したグローバル問題に触れている。初日に各国のトップが一連の大きな問題について意見を交換した」と報道し、BRICSは今や多極化する世界を象徴するものであるとの見方を示しました。

　ロシアンニュースは「中国は引き続き、現在そして今後のパートナーへ美しい未来図を描いている。アモイで、これからの10年を『黄金の10年』と称した。習近平国家主席が、経済面における5か国の実務的協力を見据えて、新開発銀行に対し、運営や今後の発展を支援するために400万ドルを出資すると表明している」と報じました。（朱）