3日から5日にかけて福建省アモイ市で行われる、第9回BRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ）首脳会合のメディアセンターが、2日から正式に運営を開始しました。

　今回のサミットは6年ぶりに中国で開催されるもので、これがBRICS第二の「黄金の十年」を切り開くとみられています。メディアセンターの于敦海主任はインタビューに対し、「これまで、80カ国3000人以上の記者からの取材依頼が届いている。その中にはBRICS諸国以外に、西側先進国のメディア関係者も含まれている」と明らかにしました。また、各国の報道陣により良いサービスを提供するため、主催側は現地の大学生ボランティアを300人以上集めています。

　今回のサミットの、もう一つの特徴は「グリーン」の理念です。メディアセンターの公共エリアには、700席以上のワーキングスペースが設けられていますが、これらの机と椅子のほとんどが、去年開かれたG20杭州サミットの会場から借りてきたものだということです。（Lin、謙）