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ここ数日、米国と朝鮮が厳しい言葉による発言をしており、世界各国の憂慮を招いています。これについて米国のティラーソン国務長官は9日、「朝鮮半島の核問題に急激な変化の兆しはない」と述べました。
米メディアは8日、国防情報局(DIA)の報告を引用し「朝鮮はすでに弾道ミサイルに搭載可能な小型核弾頭の製造に成功した」と報道しました。
一方で米国のトランプ大統領は「米国を脅かすならば、朝鮮は史上類を見ない『炎と怒り』に直面するだろう」と発言しました。
これを受けて朝鮮は、「米国に重大な警告のシグナルを発信するため、中長距離戦略弾道ロケット『火星12』でグアム周辺への包囲攻撃を行い、米戦略爆撃機のあるアンダーセン空軍基地を含めたグアムの主要軍事基地を制圧、牽制する作戦案を慎重に検討している」と表明しました。
国際問題のアナリストは「ティラーソン国務長官が提出した朝鮮半島問題への対応原則は、和平交渉再開の条件を緩和する低姿勢なものであった。しかし今回のトランプ大統領の発言により、朝鮮への対応における米国政府の足並みが乱れていることが示された」としています。(任春生、謙)
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