習近平国家主席が3日から8日かけてロシア並びにドイツを訪問、さらに主要20か国・地域首脳会議（G20）サミットへの参加を終えて帰国したことを受け、王毅外相がメディアを対象に今回の外遊の成果について説明を行いました。

　王外相は、「六日間の日程で、習主席は40を超える2国間外交の活動に集中的に参加し、各国の首脳、国際組織の責任者および訪問国各界の人々と交流、理解と共通認識を深め、関係を維持し、協力を推進した」と述べた上で、今回の外遊の成果について、①中露の全面的戦略パートナー関係を深め、強固なものにしたこと、②中独の全方位の戦略的協力を拡大しレベルアップしたこと、③G20グループとの協力のトレンドを維持、推進したことの三点を強調、「昨今の中国をとりまく環境が絶えず変化するなか、国内の改革と発展のプロセスも全面的に展開している。その中で、我々はよりよい外部環境の醸成に務め、二つの百年目標を実現するためのよりよい後ろ盾を提供し、世界の平和と発展のためにより大きな貢献をしなければならないだろう」と強調しました。（ooeiei、む）