ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの地下鉄車内で爆発が起き、複数の死傷者を出した事件を受けて、習近平主席は4日、プーチン大統領に慰問のメッセージを送りました。

　習主席は「サンクトペテルブルクの地下鉄で爆発が起き、大勢の死傷者が出たことに大変驚いている。中国は今回のテロ襲撃を強く非難するとともに犠牲者に哀悼の意、負傷者と遺族には慰問の意を伝えたい。中国国民は言うまでもなくロシア国民と同じ立場に立っている。中国はいかなる形のテロリズムにも反対し、ロシア及び国際社会とともにテロ取り締まり分野における協力を強め、世界及び地域の平和と安全を維持していく方針だ」と示しました。

　また、国務院の李克強首相はメドベージェフ首相宛てに慰問のメッセージを送り、ロシアとともに両国、世界の安全と平和を維持していく決意を表しました。（殷、星）