習主席は「中国とサントメ・プリンシペの関係は新たな時代を迎え、両国関係も中国・アフリカ友好協力の大家族の枠内に戻った。これは時代の流れに沿ったものだ」と述べ、トロヴォアダ首相が両国関係の正常化を実現させるために行った重要な貢献を高く評価しました。

　習主席は両国の実務的協力の展開について、インフラ整備や人的資源の開発、安全保障能力の強化などの面でサントメ・プリンシペを支援することを約束し、教育や文化、医療衛生、シンクタンク、メディア、青年、女性など人材・文化分野での交流と協力を積極推進し、両国国民の相互理解と友情を増進させ、両国の友好関係推進につながる民意と社会的基盤を固めていく考えを示しました。

　これに対して、トロヴォアダ首相は、「サントメ・プリンシペ政府は『一つの中国』の政策を断固として堅持し、相互尊重と相互信頼の精神に則って中国とのハイレベル交流を推進し、経済貿易やインフラ整備、観光、安全保障などの分野での協力を促すと同時に、アフリカと中国の伝統的友情を深め、国際問題において相互支持を深めたい」と述べました。（ZHL、む）