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日本参議院、天皇退位の特例法案を可決

2017-06-09 16:18:12     cri    
 日本国会の参議院本会議で9日、明仁天皇の退位を認める特例法案を可決しました。

 日本のメディアによりますと、日本政府はこの特例法の具体的な実施時期と新天皇即位後の年号について検討中だということです。特例法が正式に施行されれば、明仁天皇は日本の皇室においてこの200年間で初めて生前退位をする天皇となります。

 共同通信によりますと、この法案の規定に基づけば、天皇の退位後の呼称は「上皇」となり、再度の即位および摂政の資格は失われます。

 同規定では退位は明仁天皇一代に限られますが、永久的な退位制度の成立を求める各界の声も上がっており、これに対して日本政府は「この法案が将来のため先例となる」と表明しています。(玉華、謙)

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