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東京おもちゃショー2017が、今月1日から東京ビッグサイトで開催されています。会期中、日本おもちゃ協会が発表した2016年の国内販売統計によりますと、日本のおもちゃ業界は少子化のマイナス影響を乗り越え、3年連続して売り上げが8000億円を突破したとのことです。
日本のおもちゃ業界がこうして成功を続ける最大の秘密は、すべての人が楽しめるおもちゃを作ることであると見られています。日本のおもちゃメーカーは、おもちゃを、大人向け、家族向け、子ども向けと、三種類に分けており、そのうち、家族向けのおもちゃは、保護者と子供と一緒に楽しむものを指しています。たとえば洋服を作るゲームでは、保護者は子供と一緒に洋服を作るのと同時に、針仕事を教えることもできるようにデザインされています。
こうした、年齢層や男女、国籍を問わず、すべての消費者のニーズに応えられる強みこそ、日本のおもちゃ市場の好調を支えるものであると評価されています。
なお、今回のショーには、日本国内の大手おもちゃ製造企業116社のほか、中国、メキシコ、ドイツ、ベルギーなどからもおもちゃ製造企業27社が出展しています。(朱、む)
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