この中で、習主席は「今年は中露友好・平和と発展委員会設立20周年と露中友好協会設立60周年にあたる。これにちなんで双方は様々な活動計画を制定し、それを実施している。これは両国国民の相互理解と友情を深め、中露間の全面的協力パートナーシップの社会的基礎と国民的基礎を固めた。複雑な国際情勢に直面して中露両国は大国としての責任を果たしており、注目の地域問題の政治的解決プロセスの推進に努め、地域と世界の平和と安定維持で『重石』の役割を果たしてきた」と述べました。

　これに対し、プーチン大統領は「露中関係発展は現在高いレベルを維持している。両国のハイレベル往来が頻繁であり、政府部門及び立法機関の交流も密接になっている。両国の貿易成長も速く、貿易構造も改善された。ロシアは今後も中国とともに、ユーラシア経済連合（EAEU）とシルクロード経済帯との発展戦略のマッチングをしっかりと推進し、関連大型プロジェクトの実施を着実に推し進めていく。また、双方は貿易、エネルギー、製造業、教育、地方、観光、体育などの協力をさらに深めていく。露中両国が重大な国際問題において交流と協調を積極的に行い、支持し合うことは、国際社会の安定にとって重要な要素となる」と述べました。（ミン・イヒョウ　Kokusei）