13日午後、李克強首相は北京の人民大会堂で「一帯一路」国際協力サミットに参加するため中国を訪問中のギリシャのツィプラス首相と会談しました。

　李首相は、「中国とギリシャは国交樹立してからの45年間、両国関係は豊かな発展を収めてきた。中国側はギリシャとの連携発展戦略を強化していく。ピレウス港湾は両国の協力プロジェクトのモデルとなる引率的役割を発揮するものである。さらにインフラ施設、電力、エネルギー、金融などの分野での協力を開拓し、両国間の貿易投資規模を拡大させて、文化産業の協力及び人文交流を深めていく。ギリシャが中国・EU関係の協力枠組内において、引き続き積極的な役割を果たすことを希望する」と述べました。

　これに対して、ツィプラス首相は「ギリシャと中国の関係は戦略的意義があり、両国の協力基礎は堅固なものである。ギリシャ側は中国と共にピレウス港湾協力プロジェクトをさらに深化させて、エネルギー、通信、製造業、インフラ施設、金融などの分野での協力を開拓し、引き続き、欧中関係の発展を推し進めていく」と述べました。（莎、星）