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「一帯一路」国際協力サミット、習主席が基調演説

2017-05-14 11:08:49     cri    

 習近平国家主席は14日午前、北京で開催の「一帯一路」国際協力サミットに出席し、基調演説を行いました。習主席は「一帯一路」を「平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道」の建設であると各側に呼びかけ、「中国は平和共存五原則を基礎とし、『一帯一路』建設の参加国と友好協力を展開して、世界各国と発展経験を共有していく。その一方で、他国の内政には干渉せず、社会制度と発展モデルの輸出もしなければ、それを他国に強要することもしない。中国は地政学ゲームのような古いやり方を繰り返すようなことはせず、安定を打ち破る小さなグループを作ることもせず、平和共存の大家族を築き上げる」と強調しました。

 この中で、習主席は「古代シルクロードは万里にわたって連綿と連なり、千年余りの歴史を持つ。これによって、『平和協力、開放包摂、経験共有、互恵ウィンウィン』を核としたシルクロード精神が蓄積されてきた。この精神は人類文明の貴重な財産である。現実的に見ても、平和の赤字、発展の赤字、グローバルガバナンスの赤字は、全人類にとって深刻な課題になっている」と述べました。

 習主席によりますと、2014年から2016年まで、中国の「一帯一路」関係国との貿易総額は3兆ドルを超え、中国による「一帯一路」関係国への投資も累計では500億ドルを超えています。中国企業は関係国に対して約11億ドルの税収と18万の雇用を創出しているということです。

 さらに、習主席は「中国は『一帯一路』建設への資金支援を強化し、シルクロード基金に1000億元の資金を新たに拠出していく。金融機関の人民元建て海外基金業務の展開を奨励し、その規模は約3000億元に達すると見込まれる。『一帯一路』のインフラ整備、生産能力、金融協力支援に向け、中国国家開発銀行、中国輸出入銀行はそれぞれ2500億元と1300億元相当の特別融資を供与する」と明らかにしました。(ミン・イヒョウ、星)

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