習近平国家主席は13日、北京でハンガリーのオルバーン首相と会談し、全面的戦略パートナーシップの構築を宣言しました。

　習主席はオルバーン首相の訪中と「一帯一路」国際協力サミットへの出席を歓迎し、「両国が国交を樹立してからの68年間、終始健全な両国関係を発展させてきた。全面的戦略パートナーシップの構築は実務的な二国間関係の発展を示し、更なる協力に良好な環境を切り開いた」と述べました。

　また、「中国は欧州連合（EU）の発展を全面的に支持する。中国・中東欧国家協力は国家間の関係を全般的に向上させた。中国はハンガリーと共に、中国・中東欧国家協力及び全面的戦略パートナーシップの発展を絶えず推し進めていきたい」との希望を示しました。

　一方、オルバーン首相は、「中国の経済社会の発展、特に貧困から抜け出したことで得た成果を高く評価する。中国市場の経済的地位に疑う余地はない。『一帯一路』建設は各国にとって重要な機会であり、関連協力に積極的に参与したい」と語りました。（怡康、星）