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露日首脳会談、協力や平和条約調印などを討議

2017-04-28 14:27:23     cri    

 ロシアのプーチン大統領は、現地時間の27日、モスクワで日本の安倍晋三首相と会談し、経済協力や、人材と文化の交流および平和条約の調印などについて話し合いました。

 会談で、南千島列島の共同開発については、進行中の事業を継続していくと同時に、研究と意思相通のために、優先事業項目リストを作成することで合意しました。

 また、サハリンから北海道までの天然ガスパイプラインの共同敷設、ロシアから日本への電気供給および再生可能エネルギーや非伝統的エネルギー分野における協力などについても討議しました。

 さらに、ロシアは、南千島列島の日本人住民に墓参りのためにヘリコプターを提供することを承認したほか、今年の夏、日本の政府高官、ビジネスマンが南千島列島を訪問することも認めました。

 このほか、広く注目されている平和条約調印については、双方は、話し合ったと示しただけに止まりました。これについてプーチン大統領は「この問題の解決は両国の戦略利益と合致するとともに、両国民の承認も得る必要がある」と強調しました。

 今回の首脳会談について、安倍首相は「去年12月プーチン大統領の訪日以来、双方は『共同目標に向けて歩み出した』。今後、相互尊重、相互信頼の下で、プーチン大統領と連携し平和条約調印に向かう道を歩んでいきたい」としました。(朱 keiko)

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