20170403news6
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スーダン駐在の国連人道問題調整事務所(OCHA)が2日に発表した報告によりますと、今年第1四半期だけで、飢饉や戦乱から逃れて6万人以上の南スーダン住民がスーダンの西部と南部地域に流入したことを明らかにしました。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はこれまで、今年通年で6万人の南スーダン住民がスーダンに到着するとみていました。しかし、最初の第1四半期で、すでに6万人を超えました。これは南スーダンの情勢が持続的に悪化していることの表れであり、これからスーダンに到着する難民の数は引続き増加していく恐れもあると指摘しました。
2013年12月、南スーダンで内戦勃発以来、南スーダンからスーダンへ避難する難民が現れました。2016年1月以降は、南スーダン情勢の不安定と食糧不足により、多くの南スーダン難民がスーダンに流入しています。また、現在はスーダン国内にいる南スーダン難民は30万人を超えたと見られています。(雲莎、keiko)
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