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中国国連大使、紛争地域の人身売買阻止を要求

2017-03-16 11:29:13     cri    
 国連安保理が15日に開いた、紛争下での人身売買に関する会議で、中国の劉結一国連大使は、「中国は紛争地域における全ての人身売買に反対し、問題解決のための国際社会の努力を支持する。国際協力を強めることで、これら問題を解決するべきだ」と呼びかけました。

 劉大使はまた、「国際社会はまず、当事国による犯罪取り締まりをサポートし、当事国の実情と要求に従い、法執行、国境管理、資金の監督管理を強化すべきだ。それから、法執行を含む国際協力を強化して、地域と関連組織の役割を生かした協力調査を行い、人身売買組織を壊滅させる」と示したほか、テロ取り締まりの重視や、紛争の政治的解決を強調しました。

 同会議では国連のグテーレス事務総長も発言し、「人身売買は世界的な問題になっている。国連薬物・犯罪事務所(UNODC)の統計で、100以上の国に人身売買の被害者が存在していることが分かっている。中でも最も深刻なのが、紛争地域における人身売買の問題だ」と発言しました。(殷、謙)

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