第12期全国人民代表大会（全人代）第5回会議の第2回全体会議が8日午後、人民大会堂で開かれました。会議では張徳江全国人民代表大会委員長が全人代常務委員会の活動報告を行いました。

　張委員長は全人代常務委員会の2016年の主な取り組みについて、立法の強化、遼寧省代表選挙での不正な金銭の受け渡しの即時かつ適切な対応、香港基本法第104条を解釈し「香港独立」に断固反対したことなどのほか、いくつかの重要問題に対する法に基づいた決定、関連分野の改革のための法的保障の提供、国民が関心を寄せる問題に対する法執行と監督、全人代代表が役割を発揮するための支援、対外交流の成果などを紹介しました。

　2017年の主な任務については、「憲法と法律の権威を維持し、重点分野の立法を強化し、的確かつ効率的な監督を実施し、全人代代表の法による役割発揮を支持し、第19回党大会の開催を迎える」としました。

　会議ではまた、民法総則草案や、第13期全人代代表定員と選挙問題に関する決定草案、香港特別行政区とマカオ特別行政区の第13期全人代代表の選挙方法に関する草案についての説明が行われました。（ZHL、謙）