王毅外相は8日北京で、朝鮮半島の緊迫化した情勢について語った際、「朝鮮は国際社会の反対を顧みず、国連安保理の決議に反して、核ミサイル開発に固執してきた上、今回朝鮮半島の東部海域に向かって弾道ミサイルを4発発射した。一方、米国と韓国は同地域で非常に大規模な軍事演習を行い、朝鮮への軍事圧力をかけ続けている。2両の列車が向かい合って加速し続け、どちらも道を譲らぬかに見えるこの行為は、衝突の準備ができているという意味なのか。今すべきことは、赤信号を灯し、双方が直ちにブレーキを掛けることだ」と語りました。
王外相は「朝鮮半島の危機に対応するには、まず朝鮮が核ミサイル活動を、米韓が軍事演習を一旦止め、目下の安全保障上の複雑な状況から抜け出し、談話による解決の軌道に戻ることが必要だ。次に、朝鮮半島無核化と同地域の平和メカニズム構築とを結び付け、関連各国の関心事を同時かつ対等に解決し、朝鮮半島の長期にわたる安定を保つ方法を見出すことだ」との考えを示しました。(怡康、む)
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