米国を訪問中の楊潔チ国務委員は28日、ティラーソン国務長官と会談を行いました。

　この中で楊国務委員は、「習近平国家主席はトランプ大統領と電話会談を行い、双方は中米関係のさらなる発展のために共に力を入れていくことで合意している。次の段階において、中国は米国と共に両国元首の共通認識に従い、衝突せず、対抗せず、尊重し合い、協力するという原則を踏まえながら、各レベルの往来を強化して、各分野における交流と協力を深めていく。国際問題と地域問題をめぐって意思疎通と協調を強化し、それぞれの核心的利益と重要な関心事を尊重し、中米関係の持続的で安定した発展を推し進め、両国と世界各国の人々に利益をもたらしていきたい」と述べました。

　これに対し、ティラーソン国務長官は、「トランプ大統領と習国家主席は、米中関係の発展に前向きな方針を定めている。中国と共に努力し、より広い角度から両国関係を見極め、ハイレベルの対話と往来を強化し、協力分野を広げ、話し合いで敏感な問題を解決し、両国関係の発展を促し、国際と地域の平和、繁栄に寄与していきたい」と述べました。

　双方はまた共に関心を寄せる国際問題について意見を交換しました。（Mou、謙）