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中国外務省の耿爽報道官は6日、定例記者会見で、「安定発展を続ける中米関係は両国国民と国際社会の共通の願いだ」と述べました。
米国のケリー国務長官は退任に先立ち、オバマ大統領に備忘のための報告書を提出しました。その中で、「米国と外国の2国間関係の中で米中関係が最も重要な一組であり、世界的な課題に対応するために米中両国は協力を拡大する必要がある。だが、米中両国は依然として意見の相違が存在する」と指摘しました。
これに対し、耿報道官は「中国は、中米関係が近年収めた重要な成果に対するケリー国務長官の積極的な評価に同意する。中米関係は2カ国だけでなく、アジアおよび世界の平和、安定と繁栄にもかかわっているほど重要なものだ」と述べました。さらに、「中国は米国の現政権と次期政権と共に、衝突・対立の回避、相互尊重、協力共栄という原則に基づき、協力を拡大し、意見の食い違いをコントロールし、新たなスタート地点に立って両国関係のたゆまぬ発展を推進していきたい」としました。(鵬、kokusei)
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