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外務省、「中米元首の電話会談は事前に手配したものだ」

2017-02-10 19:59:32     cri    

 中国外務省の陸慷報道官は10日、北京で行われた定例記者会見で、「今日午前行われた中米両国首脳の電話会談は事前に手配したものだ。両国首脳は1日も早い会談に期待をかけていた。双方の関係部門は両国のハイレベルの往来について密接な意思疎通を保っていく」と述べました。

 10日午前、中国の習近平国家主席はアメリカのトランプ大統領と電話会談を行いました。その際、トランプ大統領は「『一つの中国』政策を堅持する」と表明しました。

 アナリストは「台湾問題は、これまでに中国とアメリカ新政権が付き合う上での邪魔者だと見られている。この邪魔者が排除されれば中米関係は迅速に発展していくだろう」と分析しています。

 これについて、陸報道官は「『一つの中国』原則は中米関係の政治的基礎であり、この政治的基礎が動揺しないことを確保していくことは、中米関係が健全的かつ安定的に発展していくカギとなっている。アメリカは、『一つの中国』政策、中米間の三つのコミュニケを踏まえて台湾問題を善処し、中米協力の大局に影響しないことを確保していくよう希望する。中国はアメリカ側と共に努力し、両国首脳が電話会談で達した共通認識に則って、意思疎通を強化し、協力を拡大して、両国関係がより豊かな成果を収めるよう推し進めていきたい」と述べました。

 また、「両国首脳電話会談後、両国はより多くの往来と協力を迎えてくるのか」という質問について、陸報道官は、「最大の発展途上国と最大の先進国、また世界最大と二番目に大きい経済体として、中米両国の協力は必要であり、協力できる分野もかなり大きい」と答えました。(藍、kokusei)

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