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習主席、スイス連邦議会議長らと会談

2017-01-16 21:59:09     cri    

 習近平国家主席は16日ベルンで、スイス国民議会のシュタール議長と連邦議会のビシャオフベルグ議長と会談を行いました。

 習主席は席上、「中国とスイスの関係発展のプロセスが証明されているように我々が互いに相手の選んだ社会制度と発展の道を尊重し、平等に付き合い、互恵ウィンウィンの原則を守ってさえいれば、両国関係は絶えず発展できる。中国はスイスとともに努力し、双方のハイレベル往来の流れを保ち、イノベーションをもって中国・スイスの実務的協力を新しい段階へと進めていくことを期待する」と述べました。

 さらに習主席は、「長い間、中国全国人民代表大会とスイス連邦議会は密接な交流協力を保っており、中国・スイス関係の健全かつ安定した発展に重要な役割を果たした。中国との関係を積極的に発展させることは、スイス連邦議会各主要党派の共通認識になっている。中国はスイス連邦議会の中国・スイス自由貿易協定の調印プロセスにおける積極的な役割を賞賛する。両国の立法機関は各レベルの交流を強め、法整備や腐敗取締りなどの分野において関係性を密にしていく必要がある」と述べました。

 一方、スイス国民議会と連邦議会の両議長は、習主席のスイス公式訪問に対し歓迎の意を表しました。その上で、「スイスと中国が国交樹立してからの67年、二国間関係は良好に発展しており、友情がますます深まっている。両国の議会、地方と民間交流は日増しに親密になってきている。とりわけ、スイス・中国自由貿易協定調印後、両国の経済・貿易関係が強まり、協力体制にも積極的な成果が出ている。中国はスイスにとって、アジアで最重要な経済、貿易のパートナーになり、また、世界でも第三の貿易パートナーになっている。双方の間には、20あまりに及ぶ成果に富んだ対話メカニズムがある。スイスは、両国の立法機関の交流と協力を強めて、二国間関係の発展のためにともに努力し、経済、貿易、教育、省エネなどの分野及び『一帯一路』建設での協力をともに推し進めていきたい」と述べました。

 また、この会談には楊潔チ国務委員などが同席したということです。

 なお、スイスの連邦議会は国民議会(200議席)と全州議会(46議席)の2院制で、国民議会は国民の代表であり、全州議会は州の代表を務めています。(Yan、星)

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