習近平国家主席は、現地時間15日正午にチューリッヒに到着し、スイスへの公式訪問を始めました。

　空港ではロイトハルト大統領が歓迎式典を開き、習主席はその場で、「中国とスイスは、両国と両国民の往来と友情に長い歴史がある。国交を樹立してから67年間、両国は相互尊重と平等、互恵共栄の精神をもって、政治、経済、文化、教育、科学技術などの分野と国際事務における協力を深め続けてきた。そして2016年、中国とスイスは革新型の戦略的パートナー関係を樹立し、両国関係は新しい段階に入った」と示しました。

　その上で、今回の訪問について、「私はスイスの指導者や各界と、両国関係及び共に関心を寄せる問題について、踏み込んだ意見交換を行うことを期待している」として、「今回の訪問を通じて、両国民の伝統的な友情を深め、各分野での実務協力を拡大させ、両国の革新型の戦略的パートナー関係の内容を充実させたい。両国関係がよりハイレベルかつ、世界経済の回復にもプラスになる発展をするよう望んでいる」と述べました。（玉華、謙）