中国国際貿易促進委員会（CCPIT）は中国企業を率いて、業界協議など国際規則を通じて、2016年に多くの国際経済貿易摩擦案件で勝利しました。同時に、同機構は国内で主な省、都市と重要な業界をカバーする百余りの貿易摩擦防止機構を設置したということです。

　2016年、世界貿易機関（WTO）加盟国が起こした貿易救済措置関連調査の毎月の平均数は2009年以来の頂点となり、そのうちの3分の1が中国を対象にしたものです。中国を対象に27カ国は合わせて117件の貿易救済関連調査案件を起こしました。

　CCPIT法律事務部の劉超副部長は、「2016年、CCPITが24件を受け入れた。案件に関わる金額は50億ドル近くあった。広報遊説や業界協議など国際通用規則を通じて、中国企業は多くの案件で完勝した」と述べました。

　なお、CCPITは貿易摩擦を避けるための貿易摩擦予防機構を102箇所設置しました。2016年に3224に上る貿易摩擦回避情報を発布しました。（怡康、Kokusei）