21日、コンテナを満載した貨物列車が、天津自由貿易区の東疆エリア海鉄センター駅を出発、ベラルーシの都市ミンスクへの旅路につきました。この列車は天津自由貿易区初のヨーロッパ方面行直通貨物列車になります。
この列車は建築材料を満載したコンテナ104個を載せ、エレンホトから国境を越えて、全長8600キロの距離を走行した後、12月4日頃、ミンスクにある中国・ベラルーシ工業パークに到着することが予定されています。列車は毎年20便の往復便となることが予定されており、帰還時にはベラルーシと周辺諸国の木材加工製品や、食品などの貨物を輸送することが予定されています。
中国・ベラルーシ工業パークの責任者は「この列車は、中国の自由貿易区と中国・ベラルーシ工業パークとをつなげる役割を果たし、中国北方地域から欧州への物流ルートを切り開くものとなり、国際貿易協力が単純な売買から連動複合型への転換を遂げることに役立つほか、中国の輸出入貿易規模の拡大を支える存在になる。この列車の開通により、北京・天津・河北地区の『一帯一路』戦略への融合が加速する」と語りました。(殷、む)
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