中央テレビ局（CCTV）と国務院貧困者支援開発指導グループ弁公室が共催するテレビ貧困者支援プロジェクト『決不掉隊（落伍させない）』のローンチセレモニーが15日、北京の梅地亜中心（メディアセンター）で行われました。李金華第十一期中国人民政治協商会議副主席、袁文先中国貧困者支援開発協会執行会長、劉暁山国務院貧困者支援開発指導班弁公室副主任、王広令中央テレビ局「社会と法」チャンネル（CCTV-12）総監督など150人余りの関係者が出席しました。

王広令総監督

　王広令総監督はセレモニーであいさつし、「貧困者支援プロジェクトは数千万人の社会保障と切り離せぬ関係にある。中央テレビ局は自身のプラットフォームとしての影響力を発揮し、番組の高いレベル、高い品質を確保し、貧困者支援のテレビ番組とオフラインイベントの効果的な融合を重視していきたい」と述べました。

劉暁山副主任

　また、劉暁山副主任は、「貧困者扶助政策を広く知らしめ、社会の力を集めるプラットフォームを構築し、関連問題を探し解決するのは、我々貧困者支援開発指導班弁公室の職責である。我々は力を尽くしてこのプロジェクトの実施に協力する。このプロジェクトが正しい方向に導かれ、貧困者扶助事業の強い原動力となることを信じている。より多くの人が貧困者扶助事業に関心をもち、その一員となられることを期待する」と述べました。

湖北省十堰市竹山県深河郷から上京した「留守児童（留守番児童・出稼ぎ両親を待つ子ども）」代表の呉自政さん（左一）と王盼さん（中）

　また、会場では、『決不掉隊（落伍させない）』プロジェクトの公式サイト、ウェイボー（Weibo）、ウィーチャット（WeChat）アカウントが正式に公開されたほか、『携手同行（手をとりあって進もう）』基金が創立されるとともに、プロジェクトのテーマ曲『携手同行』が発表されました。（取材：李陽）

テーマ曲『携手同行』